いかにもいわくありげなボルジアの階段を通って、トラヤヌスのマーケットに入る。この遺跡はトラヤヌスの記念柱、トラヤヌスのフォロ(広場)と近接し幸運にもかなりよく保存修復されたところである。遺跡の中に作られた博物館も大変よく設計されていると思う。
トラヤヌスのフォロ(広場)、トラヤヌスの記念柱
その後昼食をはさんで、フォロ・ロマーノへ。前回ここは上から眺めただけなので、今回はゆっくり歩きながら見た。
これ程の巨大な遺構の上(中?)に暮らしながらローマ人自身が19世紀の考古学的発掘がなされるまで、このローマの中心を忘れ去っていたとは本当に信じ難いことである。
エミリアのバジリカ
クーリア(元老院)
セヴェルスの凱旋門
サトゥルノの神殿
ユリウスのバジリカ
アントニヌスとファウスティーナの神殿、後世に作られた後ろの教会はなんとも無粋である。
マクセンティウスの巨大なバジリカ
その後パラティーノの丘に昇る。ここは二度目となるので写真は省略。
フォロ・ロマーノを再び通ってコロッセオに入る。前回来た時に工事中だった闘技場の床の部分的な再現がほぼ完成していた。
その後バスでサンタ・マリア・マッジョーレ教会に行く。
かなりハードに歩き回った一日であった。
息子のヨーロッパ滞在も今日までである。明日は飛行機で帰国する。
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